ミュージカル「チェアーズ」
ミュージカル「チェアーズ」
作品内容

女性3人と男性3人の6人で演じる小劇場ミュージカル。「チェアーズ(椅子)」のタイトルどおり、キャスター(車)付きの椅子のみを使って演じる楽しいコメディ。 第一章「三人のドライブ」と、休憩をはさんで第二章「三人のガンマン」の2話で構成されている。ミュージカル作家ハマナカトオルと、作曲家久田菜美が初めてコンビを組んで創作した作品で、「面白い」と大評判だった。 低予算で上演出来るミュージカル・コメディの傑作。

ミュージカル「チェアーズ」
キャスト表
ミュージカル「チェアーズ」
脚本
作家より
ミュージカル「チェアーズ」つまり、「椅子」です。
脚本・作詞  ハマナカトオル

ミュージカル「チェアーズ」とは、つまり、「椅子」です。椅子と、ピアノと、数人のミュージカル俳優さえいれば、誰でも簡単に上演出来るようなミュージカルを発表したいと思って、この作品を書きました。 莫大な予算がかかって、手が届かないと思われがちのミュージカルを、若者たちが何人か集まれば、気軽に誰でも上演出来るようなものにしたい。そんな脚本と楽譜を発表して行きたいと思っています。 それでも、楽しさや充実感、感動は、大作に負けていませんよ。どうぞこの公演をご覧になって、ミュージカルをもっと身近なものと感じ、私もこんな舞台をやってみたいと思っていただけたら嬉しいです。

第一章「三人のドライブ」は、私の好きな名作映画「或る夜の出来事」(1934年/米)をモチーフにした作品。女性が婚約者のもとへ向かう道中で出会った男性と恋に落ちてしまうお話です。 第二章「三人のガンマン」は、名作西部劇「三人の名付け親」(1948年/米)をモチーフにしています。三人の荒くれガンマンが女性と出会うところから変わって行くお話ですが、発想の原点は、 「西部でゴールドラッシュが起きた時、一番儲けたのは、殺到する金鉱掘りたちにスコップを売った男だった」という、昔読んだ小咄です。とても気に入っていたので、話のタネに使いました。 あとはもう、どれだけ楽しく芝居できるか、俳優たちがどれだけ椅子で遊べるか、ということをテーマに書きました。軽いコメディだから軽く書けるだろうと思うかもしれませんが、実はそうでもないのですよ。

将来の日本のミュージカルを牽引して行くであろう、才能溢れる若手音楽家久田菜美さんと創作した作品。小さいけれど抜群に面白いミュージカルだと自負しています。

ミュージカル「チェアーズ」
作曲家プロフィール
久田菜美(作曲・編曲・音楽監督)

東京都出身。東京音楽大学作曲・指揮専攻(芸術音楽コース)卒業。大学でクラシックから現代音楽までの作曲法を学び、卒業後は主にピアニストとしてクラシック、ポップス、ジャズ、合唱と幅広く活躍中。 舞台においては、ミュージカル「スペリング・ビー」や「モンスターズアンセム」にてキーボードで参加し、その他多数のミュージカル俳優やミュージカル女優のライヴにて伴奏を行っている。ミュージカル座では、「野の花」「不思議なラヴ・ストーリー」「アイランド~かつてこの島で」「BEFORE AFTER」「スペリング・ビー」の音楽監督と演奏を担当。ハマナカトオルと組んだオリジナル・ミュージカル「チェアーズ」「スター誕生」「ハートスートラ」「アワード」の作曲・編曲・音楽監督として、魅力的な歌曲を多く創作している。

ミュージカル「チェアーズ」
作品ビジュアル
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ロゴ画像
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チラシ表面
チラシ裏面
ミュージカル「チェアーズ」
舞台写真
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